EVE Burst Error Rプレイ感想

今月のPSプラスフリープレイになっていたのでプレイしてみました。正直というとプラチナ目当てでしたが、そこは驚くことに思わず読み耽ってしまいました。いろんな感想文を読みましたが、大抵な人は20年前に発売された初代と比べて賞賛しました。自分のオタク歴は決して短いとは言えないが、こういう自分の年齢を比肩するクラッシクはあんまり触れていなかった。EVE Burst Error Rは世代を超える傑作といっても過言ではありません。
まずはグラフィック。一新されたってことに気づきましたが、やはり今頃の美少女ゲームの絵柄に並べば比べ物になれない。しかし90年代って感じも悪くないです。PC98のCGをぐっぐるして見ましたが、vitaバージョンのCGはもう結構今風に修正されていたと言えましょう。システム面ではコマンド式、ADVの 元相ですが私から見れば新鮮に感じます。ヒント機能が搭載されていますので、ヒントにひたすら従えばエンディングにたどり着ける。あと突拍子もない選択が出て来るのが面白い。緊迫のシーンでは「やめよう」となりますが、それ以外に本当にやっちゃうことが多いです。ついつい頭が狂ったような行動を試したくなります。
主人公が二人いるのはなんとも思ってませんでしたが、ハッキングのシーンで一気にクライマックス。この発想はすごいなと感心しました。同じく20年前ぐらいにIndependence Dayという大ヒット映画の中で異星人を駆除するためにUFOに主人公たちは潜り込んでコンピュータにヴィルスをアップデートしました。今からみればバカバカしいかもしれませんが、当時の観客は大変受けたという。あの頃は今みたいにみんな毎日ネット使っているではありませんから新鮮に感じました。ゲームの中では単なるハッキングにとどまらず二人で協力ハッキングしました。これはプログラマーならではの発想と言えるでしょう。先輩として尊敬に値します。
キャストは全部ベテラン級だから迫力は半端ないです。そういえば17歳のほっちゃんもまもなくデビュー20年になりますね。キャストの中で今もいろんな作品で主役を演じているのは彼女だけなような気がします。ほっちゃんの狂熱のファンとは言えませんがいくつのキャラは結構好き。ギアちゃんかわいい。
シナリオ原作者の菅野ひろゆきさんはもう2011で亡くなってのもウィキを読んで覚えました。もっとたくさん素敵な作品を創作できなかったことを実に遺憾に存じます。ご冥福をお祈りします。

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